粟島①(新潟県)

新潟県北部、日本海に浮かぶ島、「粟島」

 

青と緑の美しい小さい島です。

島の周囲は約20km。

自転車で1周するなら、坂道を押したとしても2時間あれば十分。

(急な坂が何か所かあります)

人の住む集落は、島の西側の「釜谷」と東側の「内浦」の二か所。

人口は約350人。

 

アクセスは、

新潟の北部、村上地方の岩船港(神林岩船港インターより5分)から

高速船で55分、片道3,690円。

(フェリーだと1時間30分片道1,830円:二等船室)

岩船港は、田舎の駅のように小ぢんまりとしていて、駐車場は無料。

 

船が初めての人は、もしも酔った時のために、

必ず酔い止め持って行った方がいいです。

(フェリーなどの大型客船よりも高速船の小型船は酔いやすいです)

初めて粟島を訪れたのはこの日、2011年10月9日。

 

出航した港の規模もさることながら、

到着した粟島のこの何もない感じがすぐに気に入りました。

 

田舎の港町、という印象でしたが、

海に沿って島を回ってみたり、高台から海を見下ろすと、

ああ、島にいるんだなって実感がすごいです。

粟島のメインストリート↓

島には、車の持ち込みは許可車以外禁止。

(佐渡島はカーフェリーで車の持ち込み可能。もちろんお金はかかりますが。

粟島は主要道路が数本と道路が少なく、交通の混乱防止に規制しているそう)

 

島の観光には自転車がお勧めです。

周囲23kmなので、2時間もあれば1周が可能。

自転車は、港の隣に役場がありそこで貸してくれます。

休日も開いていて、4時間以内500円。4時間以上1000円。

ギアなしのママチャリです。

(わたしはこれで十分でしたが、本格的に自転車に乗ること自体を

楽しみたい人はマイチャリ持ち込むのをお勧めします)

 

自転車を借りてまず、ご飯にと立ち寄ったのが、

民宿・食堂みやこや。

店内はこんな感じ。食堂のおばさんは気さくに話しかけてくれました。

これは、「わっぱ煮」と呼ばれる粟島の名物料理。

わっぱの中に、魚やネギを入れて、

熱く熱した「石」を入れ、その熱により煮立たせるというもの。

素朴で美味しかったです。

いざ、サイクリングへ。

役場の職員さんが、「必ず水分をここで買っていってください」

と言ってくれるのは、おそらく2つの集落にしか自動販売機、売店が

ないのでしょう。

これは、どの島にも共通する注意事項。

 

今回は、周遊道の北回道が工事中のため、

島を一周することはできず、

北側を回る海岸線ではなく、中央を横切る道で、島の反対側へ。

 

この中央の道が、ちょっとした山になっていて、

自転車を押し上げるのに一苦労。

結構な運動量になりました。

 

また、道の途中で

「灯台入口」という看板を発見。

こういうの見つけたら、とりあえず行ってみるでしょ、と

自転車を止めて、山に続く石段を・・・

 

登ること数百段。(笑)

角を折り返すたびに、ここを曲がったら、と期待をしながら。

あまりに着かないので、引き返そうかと思うも、

ここまで登ってしまった惜しさから、それもできず。

 

やっとこさ、石段を終えて道が開けたかと思ったら、

見えてきた看板に「蜂注意」。

見ると、その先に続く道に大量の蜂が飛び交っている。

 

慌てて、逃げ降りてきた、っていう、

今思い返しても笑っちゃうエピソード付。

 

それを差し引いても、良い記憶になる美しい風景。

反対側の集落に着いて、発見しました、

「かもめ食堂」

フィンランドはヘルシンキにある映画に出てきそうな名前。(笑)

 

今回は、すでにわっぱ煮を食べてきていたため断念しましたが、

あわしまラーメンという2000円もするラーメンがあるんだとか。

どんなラーメンなんだろう?

この集落を通り超えてからは、周遊道の南回道。

ものすごく急な上り坂。

自転車で登るのはちょっと苦しいので、

ひたすら押し上げました。

 

で、この坂を登りきってから一気に下る道が、

わたしはとても気に入りました。

左手に緑、右手に青。

 

風を切るのも気持ちよくて、

サイクリングには本当に贅沢な風景。

好きな島道の1つです。

 

この道を進んで港に戻りました。

ひたすら島をサイクリングしただけですが、

その道中はビックリするくらい本当になんにもなく、

1周してみると、海に隔てられた本当に小さい島なんだということに

気づかされ、

なんだかとても贅沢な時間を過ごせました。

 

島っておもしろい!と思った瞬間かも知れません。

 

 

 

最後に、これは島のお土産やさん。

 

 

店のおばあちゃんが、近所のおばあちゃんと

世間話していたのですが、

方言の域を通り超え、何言っているか全く分からない。

あれは何語だったんだろう?

また聞きたい。

 

売ってるお土産は、新潟市内で作られたものの逆輸入(笑)

島産のものって、わかめとかだったとして、

パッケージは無理だよねえ、工場もないもの。