渡名喜島(沖縄)


沖縄本島より西に60㎞、

フェリーで2時間。


久米島と那覇の中間あたりに位置し、

島の周囲は約12㎞、人口は約430人。



沖縄の伝統的な赤瓦の家が数多く残り、

集落全体が重伝建として保存指定されている島です。


朝、8時30のフェリーで那覇を出発。

前日は、沖縄の友人宅に泊めてもらいました。


渡名喜島へのアクセスは、

このフェリーのみで、久米島へ向かう航路の経由になります。


1日1便なので、

当日の朝、羽田からのアクセスでは間に合いません。

東京から向かうなら、那覇に1泊する必要があります。


その分、島には午前中に到着することがきるのですが。



こちらは、沖縄県道188号線

全長25m!沖縄一短い県道です。



集落の中はこのような通りが何本もあり、

家が立ち並んでいます。



宿泊は、民宿ムラナカ。

とても感じの良い民宿でした。


部屋に荷物を置いた後は、

集落の中を散策に。


赤瓦の家々が立ち並び、

とても趣があります。



石垣も特徴的。


赤瓦の家の景観もとても素晴らしいですが、

同時に、集落の中、どこを見回しても

とてもキレイなことに気付きます。


ゴミはもちろん、葉っぱの一枚も落ちていないんです。


渡名喜島には、100年近くも続く「朝起き会」というものがあり、

週に3回、島の子供たちが朝6時半から島の掃除をするというのです。


夏の期間だけなら分かりますが、

これは1年中とのことで、

冬の早朝、まだ真っ暗な中でも行っているというのが本当にすごい。


渡名喜島にもハブがいるので、

道の端などに、葉っぱがたまると、

それが隠れ家となり、ハブが潜んで見つからないと危ないので

常に掃き掃除をしてキレイにしておくという意味もあるのだそうですが、


それが始まりだったとしても、

100年続くことで、集落がキレイに維持されるのは素晴らしいです。


集落には数軒、

売店のようなお店がありましたが、

どれも閉まっている様子。


よく島で見かける売店とはまた違い、

とても味のあるお店に思えたので残念。


その後、島の方にお話した際、

「それ本当に閉まってました?電気消えてただけで営業していたかも」

というような興味深い回答を頂きました。


取りあえず開いているかだけでも確かめるべきだったかも。



こちらは、赤瓦の建物を利用した食堂 ふくぎ。↓

夜は居酒屋にもなるようです。




店内はこんな感じ。↓



沖縄そばを食べました。

その他に、本日の定食などもあるようです。


集落を港の反対側に抜けたところにある

あがり浜。


集落を散歩していたら、

島内放送が。

島の人に一気に連絡するのに、島内放送は無敵。


で、その放送で、

本日は渡名喜島フューチャーセッションが開催されるので

島のみなさんはぜひ参加してください。

という告知が。


なんだかとてもおもしろそうなのと、

小雨が降って来たことも後押しして、

のぞきに行ってみることに。


飛び入りで見学できますか?と尋ねると

勿論です!ぜひ参加してください!と

お誘いを頂き、参加させていただくことに。


このイベントは、

渡名喜島にやって来た、地域おこし協力隊の方の発案で

開催になったもので。


人口がじわり、じわり減少する島の未来を、

島の人が考えていきたい、

という希望を含むもの。


ワークショップを通じ、

様々な世代の島の人とお話をさせて頂きました。


観光しなくて良かったんですか?

なんて心配もしていただきましたが、

こちらの方が何倍も濃い時間。


島の未来が明るい方向に向かうのを望まずにはいられない。



また、驚いたことに、

このイベントに参加するために、

離島経済新聞 リトケイ スタッフの方々が来島していて、

なんと宿も一緒でした。


以前より、愛読していたこともあり、

ご挨拶をさせて頂き、

民宿でひとりご飯をしていたら、同席もさせて頂くことに。


この偶然にびっくりです。

最新号も頂きました。


島の夜は、

ライトアップされます。


ただ、ライトを当てるだけですが、

島の風景が浮き上がり、

なんとも幻想的に。


本当にとても美しい景観でした。



また、民宿で早目の夕食を済ませた後は、

昼の打ち上げに参加させて頂きました。


島のみなさんと飲みながら、

いろいろな話を聞かせて頂くことができました。


島には大正時代から続く、

水上運動会という行事があるんだとか。


綱引きをはじめとする様々な競技を、

なんと、海の中で実施。

リレーに変わる遠泳では、島の中学生が見えないほど遠くから

遠泳してくる姿がなんとも感動的だと。


その頃にもう一度訪れたくなってしまいます。



楽しい夜を終え、

翌朝は、朝食を済ませて島内をざっとサイクリングに。


集落をスタートして、海沿いの道を進みます。


岩場のある浜。

亀が観られることもあるんだとか。


神の宿る岩と呼ばれているんだそう。


岩場の海を過ぎると、今度は坂に。



急こう配な坂で、自転車は押して登りました。


微かに見えるのは、

入砂島。


渡名喜村に属する島です。

見下ろすグルクノ崎。


もやがかかっていて、

全体はみられませんでしたが、

島はこんな形です。


頂上から一気に下るのは気持ちが良かったです。


良い眺め。


アンジェーラ浜。

 

こちらが、渡名喜島のお土産たち。

フェリー待合所で購入可能です。


「にんじんポリポリ」はおススメ。


この島の良さは、

そのまま、ありのままのところかと。


昔からの家並みや街を、

大切に、キレイに保存し守り続けて、

その周りにある海や山の自然もそのままで。

開発を入れて観光振興のための施設などを作らなかった結果、

今では貴重な、価値のある島であるんだなあと。

そのままでいるって実は難しいですよね。


伝統や歴史はお金や開発で簡単に作れないから。


そして島の人がそれを分かってる。


これからも、このままでいて欲しいなと思う島です。