小豊島(香川県)

 

香川県にある小さな島。

おでしま、と読みます。

 

島の周囲約4km。

人口は17人と聞いていきましたが、

島の方に聞いたところ、現在は11人とのこと。

 

定期船はなく、

両隣の豊島か小豆島から水上タクシーなどのアクセスになります。

 

水上タクシーの予約もラフなもので、

予約用とされている携帯電話にかける、というもの。

 

2日前に電話をしましたが、運良く予約することができ、

豊島に滞在していたので、

豊島の「唐櫃(からと)」という港で待ち合わせ。

 

こちらの船です。↓

 

「水上タクシー」という文化が新鮮。

島がボコボコとたくさんある瀬戸内、という場所ならではなのかも。

 

他にも定期船のない島はあるのでしょうが、

渡航者があまりいない場合は、

定期船はもちろん、水上タクシーも成り立たないでしょうから、

それこそ漁師さんの漁船や、私船をチャーターする、

という以外に方法はないので。

 

これだけたくさんの島があると、

船があれば無敵な気がします。

 

 

船内はこんな感じ↓

 

10人くらいは乗れるでしょうか?

タクシーと同じなので、たくさん乗り合わせれば乗り合わせるほど、

1人あたりの料金はお得になります。

 

なかなか小豊島に行こう、という

偶然の旅人に出くわすことはないかもしれませんが。

 

ただ、水上タクシーも数に限りがあって、

定期船のある島には関係ないように見えて、

 

豊島や直島などで、観光客が多くて

「積み残し」という乗り切れない人が発生した時に、

その場に居合わせた人が乗り合わせで水上タクシーを頼むことが

結構あるようなので、

 

小豊島に行く、というのを決めているなら

予め予約をしておくのがいいと思います。

 

定期船がそもそもないので、

自分で船を持っているか、島の漁師さんにお願いでもしない限り、

水上タクシーを使わなければ小豊島に行くことはできません。

 

乗船時間は10~15分くらいでしたでしょうか。

 

あっという間でした。

 

小豊島に到着。

 

人口を考えると、多くの小型船があるように思いますが、

使っていないのでしょうか、

1人1隻くらいの割合で船を所有しているのでしょうか。

 

船を降りようとしたら、

島のおばあちゃんがやってきた。

 

船が来る、というのが特別なことなので、

おそらく様子を見に来たのでしょう。

 

人口17人かと思ったら、

今は11人だよ、というのを教えてくれました。

 

ということは、このおばあちゃんに会った時点ですでに

全人口の1割に会っということ。

 

この島はなんにもないんだよ~

お店も、郵便局も、学校も。

 

と言っていました。

 

 

昔は学校があったこともあるようですが、

今は子供がいないので、学校跡地になっているようです。

 

また、郵便などは平日船でやってくるらしく、

船がやって来ると、港まで各自取りに来るんだとか。

 

逆に新しい。

 

郵便投函も船に投函するんでしょうね。

 

港、というより「船着き場」といった方が言葉的に正しいかも。

 

水上タクシーの方が港で待っていてくれるというので、

島を散策に行くことに。

 

もの音1つしない静かな集落でした。

 

ところどころ、もう乗っていないんだろうな、と言う雰囲気の

車が放置してありました。

 

畜魂碑。?

 

集落の様子。

 

11人の人口の世帯構成は分かりませんが、

仮に2人世帯とすれば、

人が住んでいるのは5~6軒。

 

残りは空き家でしょうか。

 

のんびりしていて、豊かそうな暮らし。

 

人が住んでいるのは港側にある集落のみで、

あとは牛舎と畑と山らしい。

 

基本、人の出入りの少ない島なので、

散策するにあたり、きちんと島の人に声をかけたほうがいいです。

 

そう簡単に島の人に会えるのかって問題もありますが。

 

畑と言っても、

民家の裏にある、庭の一部で野菜を、

みたいな家庭菜園的なものは別として、

 

広く耕作されている場所は、

野菜や穀物、というより、

 

明らかに牛のエサ的な、飼料を育てているところがほとんどでした。

 

集落から、裏側へ向かって伸びていく道です。

 

牛の足跡?

 

出荷した時でしょうか。

島の主産業は牧畜です。

 

主産業といっても、人口11人なので、

その中で何人が従事しているのかって話ですけど。

 

舗装されていない道路。公道ではないのでしょうか。

 

牛のエサでしょうね。

 

住民2人目。

 

住民コンプリートできるかな。

 

島を1周する道はないようなのですが、

二手に分かれた道のどちらにも牛舎があるようで、

 

両方とも行ってみることに。

 

どこもかしこも本当に静かです。

 

15分くらい歩いたところに

牛舎がありました。

 

すごい数の牛。

 

人口11人なのに、牛は数百匹いるんだそうです。

 

高松側でしょうか。

 

この道はここで行き止まりなので、

一度集落に戻って反対側の道へ。

 

でもこんなに狭い道、大型車も走らないだろうし、

大量な牛をどやって出荷しているのでしょう。

 

足跡があったから歩いて連れていくのかな。

 

竹藪。

 

無法地帯みたい。

 

集落を出て左側に行く道の方が

少し距離がありました。

 

山道を20分以上は歩いたでしょうか。

 

上り坂を登っていたので、

道を抜けた時は高台に出たような感覚でした。

 

海に出ました。

 

さらに少し歩くと、海岸が。

 

曲線がとても美しい海岸です。

小豊島にこんな海があるなんて。

 

坂を下ったところだと思ったので、

下まで行ってみたものの、海岸への導線は見つからず。

 

何となく、この草むらの先かな?

というところがあったので草を分けて。

 

海岸に出ることができました。

 

プライベートビーチ感がすごい。

こんなにキレイなのに、だれも来ないんだろうな。

なんて贅沢なんだろう。

 

後で調べれば「積の浜」という名前の海岸らしい。

300メートルほど続く本当に贅沢な海岸です。

 

海も本当にキレイでした。

こんなところで1日のんびり過ごしたい。

 

昔使っていた牛舎でしょうか。

 

小豊島にも昭和40年ころまでは分校があったようなので、

50年くらい前は人が多く住んでいたのでしょう。

 

積の浜を進んだところに牛舎が。

 

こちらにもたくさんの牛がいました。

オリーブ牛といって、このあたりのブランド牛のようです。

 

食べる機会はありませんでしたが。

 

集落。

1軒1軒がとても大きい印象。

 

5人目くらいの島民。

 

コンプリートならず。

 

町内会とか、地域の行事とかどうなってるんだろう。

気になります。

 

本当にとても小さい島で、

風景を楽しむ以外は、施設建物なないので、

もちろんお茶をするところもないですし、

 

数時間あればじっくり見ることができるかと思います。

 

帰り際、先ほどのおばあちゃんがやって来て、

見送りに手を振ってくれました。

 

なんだか嬉しいですね。

 

小豊島、すごく良い島。

こういうとこに住んだら、いろいろなものが変わりそう。

 

何にもないけど、すごく魅力的。

機会があるならまた来たい。