南大東島(沖縄県)後編

南大東島→北大東島→南大東島

 

ということで、一旦北大東島へ渡り一泊、

2014年3月1日(土)再び南大東島へ戻りました。

 

南大東島前編はこちら

北大東島はこちら

 

4回目のクレーン下船。

 

まだ物珍しいですが、住んでいる方にすれば、

このクレーン下船が当たり前になるんでしょうね。

 

泊まっていたホテルよしざとの方に迎えをお願いして、

ホテルに戻り、

自転車をお借りしてサイクリングに。

 

今度は外周ではなく、島の中を探検してみました。

 

これは、旧空港。↓

 

現在はラム酒工場として利用されているそうです。

 

サトウキビから作るラム酒、

南大東島産です。

 

糖蜜から作るものと、サトウキビの搾り汁から作るものがありました。

 

その奥の方には、島丸ごとセンターという、

情報館?ビジターセンター?が。↓

 

観光客をバカにしているだろ!ってくらい分かりにくい場所に、

さらにものすごく奥まった位置にありました。

 

さらに、島の中を自転車で走っていると、

線路跡が。

 

これは、「シュガートレイン」というサトウキビを運んだ列車の跡です。

 

本州では電車見慣れていますが

こんな離島に電車が走っていたなんて。

 

離島で見るのはもちろん初めて。

 

サトウキビ畑の真ん中を走っていたんだろうなあ。

 

離島の家の雰囲気がいいですね。

 

建築の人が設計して建てているのかな。

 

島の西側に、夕日の見える海がありました。

 

ホテルよしざとのお夕飯です。↓

 

北大東でご飯が食べられなかったので、

よりご馳走に感じました。(笑)

 

19時頃、

三線「ボロジノ娘」の練習会場にリベンジへ。

 

今日はやっていました!

 

入口からのぞくと三線の先生たちがいて、

「見に来ました」と言ったら

中に入っていいよ、と見せてくれました。

 

ボロジノ娘とは、島の女の子たちで結成している、

三線で唄うグループです。

 

幼いうちから始め、

高校進学のために島を離れる中学3年生まで続けるので、

10年近く弾く子もいるんだとか。

 

中央の青いジャージ、かなちゃんが今春島を出るので、

最後のステージ。

 

3月4日(火)が本番だそうで、

今日はリハーサル。

 

この日まで、7年間毎日演奏してきたのだとか。

送り出す側も、旅立つ側もぐっと胸に来るものがあります。

 

唄はいくつかありますが、

「アバヨーイ」という唄は、旅立つ者が歌います。

 

三線の音は美しく、歌声は美しく、

思わず涙がこぼれました。

 

 

見学後、真っ暗で心細いような道を帰っていると、

島にやってきた日に道端で挨拶をして友だちになった女性から電話が。

「会社でおでん会をやっているから遊びに来たら」

とお誘いをもらい、「おでん会へ」

 

飛び入り参加させていただきました。

 

こういう行事はたくさん(月に1回以上)はあるそう。

さすがの地域力。

でも、わたしのような旅人に対しても、

こうやって受け入れていただけることもすごいな、と思います。

 

島力。

 

島の人、島で暮らす人たちのお話を聞くことができました。

 

島では、島のみんなが子どもを育ててくれるので

子育てがしやすい。

放っておいてどこかに行っても、親がいちいち付き添わなくても、

島の子どもとして、島中の人の目が届いているから安心。

子どもがのびのび育つ。と。

 

また、那覇から嫁いだ女性は、

買い物はAmazonで。と言っていました。

とにかく島の物価が高く、ティッシュ5箱で500円近くしたり

日用品は大変なのでネットで買うとかなり安くなるそう。

 

ただ、元々の島育ちの人は、

高くても普通にお店で購入しているんだとか。

 

おでん、わざわざ「てびち」を煮てくださいました。↓

 

ホテルに帰って、翌日は最終日。

 

折角なので、と地底湖の探検に行くことに。

これはガイドがいないと行けないのですが、

前日に急遽相談したら、時間を合わせていただき、

朝から地底湖の探検へ。

 

というか、地底湖ってなんなんだ(笑)

 

着いたのは畑の真ん中。↓

ここのどこに地底湖があるんだろう。

 

近づくと、地下への入り口が。

 

こんなところに入っていいんだろうか?

という疑問すら湧いてくるような入口。

 

中は真っ暗でした!

ヘッドライトと、首にライトをかけ、手に懐中電灯。

 

照らしながら進みますが、

本当に真っ暗な洞窟。

 

ここも星野洞と同じような鍾乳洞だったらしいですが、

湿度が保たれずに、死んでしまったのだとか。

 

それでも中はとっても湿気があります。

 

真っ暗なので、全貌はつかめませんが、結構ひろい。

 

南大東島にはこのような地底がたくさんあったのだとか。

ボコボコ穴が開いていたのを開拓民が埋め立てて、

サトウキビを育てられるようにしたんだとか。

 

今もいくつか地底が残っています。

 

で、地底湖にたどり着きました!↓

 

本当にすごかったです。

 

神秘的というか、なんというか。

 

上と同じ風景を、フラッシュ撮影するとこんな感じ。↓

 

地底湖も、とても広いです。

 

同じく、上の風景をフラッシュ撮影。

水の表面の波紋がまた、きれい。

 

地底湖ツアーは6,000円でしたが、

その価値はあると思います。

ホテルまでの送迎に、服も道具もみんな貸してくれて、

さらに、自分が探検しているところを一部始終撮影してその場で

CDに焼いていただきました。

全行程で3時間くらいでしょうか。

 

で、地底湖から上がった後、

ホテルから空港へ。

 

 

ホテルのオーナーが送ってくれました。

4日お世話になったので、

「おおはたさん、帰っちゃうの寂しいね」なんて言っていただき。

 

ホテルといっても、家族経営。

このオーナーさんは中学生をお子さんに持つ女性。

 

宿泊中はいろいろと融通利かせてもらったり、

すぐに名前を覚えてくれて、見かけるたびに話しかけてくれて。

本当に助かったし、気持ち良く滞在することができました。

 

そして、中学生のお子さんは春に進学のため島を出るのだとか。

高校入学とともに、沖縄本島で1人暮らしをする子もいますが、

半分くらいはお母さんがついていく場合も。

 

このオーナーさんは、ホテルの跡取り娘のため、

1人ホテルに残り、

お父さん(旦那さん)と子どもは那覇へ。

 

1人で頑張らなくちゃ、と言っていました。

 

島に3つくらいしかない宿をたたむわけには行かないですよね。

 

これからも明るく頑張ってほしいです。

 

そして、空港に着くと

「この島は、リセットの島だから、

おおはたさん、内地に戻ったらきっといいことがあるよ」

と言われ、握手をして別れました。

 

大東島、また行きたい。

 

あっという間の4日間でしたが、

いろいろ濃く、とてもいい時間が過ごせました。